2009年10月28日

東京モーターショー2009にゆくの巻

東京モーターショー2009に行って来ました。

リーマンショックで不景気だし
海外メーカーのアジアの拠点が中国に移ってるのもあって、メーカー数は激減してるし
日本経済も自動車業界から脱却とか言われてるし

そんな逆風だらけの状況で開催された東京モーターショーは41回目で初めてだったのではないでしょうか。

部品メーカーのブースなんて、本当に激減しているし、どこで配布されるパンフレットも薄い、軽い、小さい。
会場のサイズも縮小されてるし、お姉ちゃんの数も少ない。
なんだか斜陽な雰囲気でした。


とまあ、マイナスな事を並べても面白くない。
ブースが減っても、自分の幕張メッセ滞在時間は減ってないし、平日にも関わらず駐車場もガッツリ埋まって、来客数も相当居るように感じた事を考えると、「東京モーターショー」はワールドプレミアムな一流のモーターショーであると再認識させられるのであります。

さて、そんな今回のモーターショーですが、折角なので何点レポしておきます。

(1)レクサスのLFA
初登場した前回(2007年)に比べれば、ブースのリッチ度数は格段にダウンしてました。
「ハイブリッド」というフレーズだけで、カッコ悪いHS250とか出しちゃって、フタを開けたらトヨタでは「サイ」って名前でも売ります。という、反則(販促)技まで使い出した切羽詰まってきてるレクサスですが、本気で作ってるLFAは中々に凄い。
アンチ・レクサスな私でも、実物を観た時は「おお」と感嘆するくらいです。
この車に限って言えば「レクサス」って名前が存在感を邪魔しているように感じるけどなー。

あと、ヤマハがチューンしたV10エンジンの音が生で聴けなかった(映像では聴けた)のが残念ですが、それは今後のお楽しみかな。
プラスチックで作った実寸モデルを展示してあったのは、ちょっと驚きました。写真はソレです。

LFAの何か

(2)FT-86
一応、ウワサの「86」も観てきました。
もっとデカデカを飾ればいいと思ったんだけど、意外とひっそり飾ってありました。(姉ちゃんが常駐してたので、カメラオヤジと車好きで人は溢れてましたが)
「若者向け」を目指しているのもあるのか、格調高くするのは本位じゃないのかもね。LFAとの差別化か?
今回、実車を観て感じたのは「トヨタってマニキュアみたいな色の車しか作れないの?」って事です。
どのトヨタ車を見ても思ったけど、FT-86を見て思いを強くしました。
「車に使える色」を広げるのはいいんだが、どれもこれも「マニキュア」みたいな色で工業製品的な美しさが無く、安っぽい。
マークXなんかもラインは中々に複雑なんだけど、なんだかベタっとしている。女性的なデザインなのかな?
もっとプレスの陰影など、車が出せる魅力で魅せられるような努力が欲しい。
FT-86

(3)EV-N
今回のホンダとスズキは、バイクブースと自動車ブースが合体しているのですが、ホンダはインサイトがヒットしている「押せ押せ感」が、ブース全体から凄く出ていたように感じました。
個人的には前回よりホンダは面白かったです。
ホンダのブース

そんな中でCR-Zは人気がありましたが、私は顔が嫌いなので好きじゃありません。
「私たちは3年近い歳月のほとんどを、開発当初のデザインを変えないことのために費やしてきた」
とCR-Zの宣伝文にも書いてありましたが、少なくとも私の中では「間違い」。
だって、CR-Zは最初っから顔がカッコよくない。
余程、ホンダの上層部がセンスなくて「デザインを変えない」と開発メンバーが言い切らないと、デザインが通らないのかね?

そんな中、今回初登場となった、ホンダの軽自動車「N360」を先祖に持つ「EV-N」は本当にカワイイ。
これこそ「そのまま開発してリリースしろ。」ですな。
一時期の負のオーラが出ているホンダのデザインから脱却してきたので、ちょっと安心しました。
まあ、発売するかは知りませんが外見だけで無く、開発コンセプトを含めても「FT-86」の86度数より、「EV-N」のN360度数は良い意味で高い。

N

(4)キザシ
突然、スズキのキザシの国内発売が10/21(水)の東京モーターショー初日に発表された。
早速実車を見てきたが、予想以上に「高級」だった。
消音対策もしっかり取られている作りだし、シートの作りも悪くない。
内装もコテコテにしないで、清楚にシンプルな感じで纏めている。
4WDの2.4Lでジャスト300万くらい。小さくないが、大きくないサイズも良い。
デカく成り過ぎたスバルのレガシィよりも良いかも。
久々に良いセダンが現れてくれたと感じました。
そのせいか、多くの人だかりも出来ていました。
これで売れてくれれば最高なんだけど、スズキにセンダを買いに行くユーザっているかな・・・。
キザシ

(5)RX500
空きの多い会場に、なんだか中途半端にスポーツカーを並べてある所があって、ここに怪物が潜んでいました。
1970年の東京モーターショーで発表され、近年レストアされて復活したマツダ「RX500」です。
39年ぶりにモーターショーへ帰ってきました。

まさか、こいつが居るとは。
こりゃ凄い。初代RX-7が出たのが1978年ですから、それより10年くらい前にデザインされているロータリーを積んだ怪物です。
明らかにスーパーカーブームなデザインなんですが、なんとも凄いデザインですよね。
RX500


以上、興味があったところを掻い摘んでレポしました。
他にも「三菱のiMiEV」や「ダイハツのバスケット」あたりは中々に面白かったです。
まだ会期があるので、興味があるなら、行って見てください。


posted by ナカタ編集長 at 22:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | くるま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

【タテイシ写真館】ガチャピンとムックが注意

ポンキッキVSオウム

ガチャピンとムックから、オトナの皆さんに指差して注意!


posted by ナカタ編集長 at 12:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 熱いぜ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

【タテイシ写真館】今日も1日ガンバルゾ〜

091012_2158~01.jpg

気合いの読み間違い

posted by ナカタ編集長 at 00:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 熱いぜ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

道路に必要なお金

国交省の道路関連予算が執行停止されまくっている。

あまり知られてないですが、日本には壊れかけてる橋が物凄くいっぱいある。
特に高度成長期に作られた、地方の大きな橋はヤバい。

高度成長期に造られた橋は、高度成長期の物不足により材質が悪かったり、使われ方が予想を大幅に超えていたりと、パッと見た感じは普通でも、中は金属疲労やコンクリートの劣化でボロボロ。
「いつ倒壊しても文句なし」といのが非常に多い。

しかも、予算上、橋の修繕は、新設に比べて予算が付きにくく、殆どの修繕事業が中々進まないという事情もある。
「危ない」って分かってるけど、「直せてない」のだ。

そんな中で、民主党は国交省の予算執行を停止をさせまくっている。
高速道路の4車線化を止めるのと、同レベルで橋の修繕事業も止める。
とってもリスキー。人が死ぬ話だ。

「全部一回止める」ってのは、分かりやすいが、それに対するリスクも本当に認識しているのかが、とても心配に思う。
金の事だけ考えて「とりあえず、公共事業=悪」みたいな「雰囲気だけ」でやってる感じがとても怖い。

posted by ナカタ編集長 at 22:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | くるま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

トヨタ&スバルの新しいFR

トヨタとスバルの共同開発車「FT-86コンセプト」が東京モーターショーで発表されるようだ。

名前からもわかるように「86」と呼ばれて未だに人気の「カローラ・レビン」「スプリンター・トレノ」をコンセプトに持つ車で、トヨタにとて久々のライトウェイトFR車ということになる。

今分かっている情報で言いたい放題します。

<その1:エクステリア編>
まず実車の画像↓
FT-86

エクステリアを観ると、86というより、セリカ。
フロントライトの形、ボンネットのプレスライン。
何の情報もなしに、車だけ見せられていれば、セリカが復活したと考える人は少なくないと思う。

うーむ。
そもそもトヨタ車って考えなきゃ、フロントはコルベットか?
一番売れると思われる北米での売り文句は「プアーズマン・コルベット」ところか?

コルベット!

エクステリアにおいて、昨今ブームの古い車を現代風に復刻させた人気車(ビートル、ミニ、チンクエチェント)のような、旧車のデザインでのアイデンティティを引き継ぐような動きが見えないのが少々残念。
まあ、86の存在自体が、一代限りの単発モデルみたいなものだから、引き継ぐようなアイデンティティも無いのか?
折角コンセプトカーなのだから、あの86のツートンカラー(白黒、赤黒)あたりを強引に引っ張り出すのも面白かったと思う。
そうしないと、86の末裔に見えない。

また、水平対向の持つ低重心さもボンネットのデザインから感じられないのも残念。
フェアレディZみたいに、セダンに無理やりスポーツカーを被せて潰したもんだから、前方の見切りが最悪な車みたいにはならないで欲しい。
ボンネットを低くして、見切りよく安全に運転できるようにして欲しい。
スポーツカーってのは本来、最も安全に運転できる車でなくてはいけないと思います。

つーことで、現状のエクステリアにおける結論ですが
「86って考えなければ、そんなに悪くない」
というところです。


<その2:インテリア編>
続いてインテリア。
こういう車なので運転席周りが重要。要チェックです。

インテリアの画像↓
FT-86のインテリア

まず思ったのが、ウィッシュと同じ人がデザインしたでしょ?っていうチャラい感じ。
ワケの分からん、エアコンの吹き出し口を見て思った事です。

トレンドだとか、スポーツカーの流儀を全く意識していないし、10年くらい昔の未来図みたいなデザインだと思いました。
つまり最初の印象はダサい。

ただ、86も運転席のメーター左右にダイヤルがあったりして、当時の思い出からすると、凄く独特だけど中々カッコいいってのがありました。
その辺のイメージは頭にあって、デザインされているように感じまず。
エクステリアよりは、86を感じました。ダサいとか関係ない感じは特に。

とはいえ、カッコいいのか悪いのかと言われれば、最初に書いたとおりで、ちょっと違います。
販売車になって、変わりそうな雰囲気もあるので、まあ評価は先送りさせてください。
注文を付けるとすれれば、ハイソサエティな女性にもカッコいいと思えるデザインにした方が、訴求力も生まれていいかなーって思います。(エクステリアも含めて)

あと、オマケで1つ書かせてもらうと、写真のメーター部分に「富士スピードウェイ」のコースが見えます。
トヨタとしても、レースでも活躍させようという事なんでしょうかね。


<3.エンジン>
この車は安く造って、量産されて人気車種となるべき車だと思うので、価格のためにも車のサイズももう一回り小さくしてほしかったけど、水平対向のツラい所で横幅は稼いであげなければエンジンが納まらない所もある。北米での販売もあるし。
じゃあその皺寄せはどこに来るかといえば、エンジンのお値段?

スバルの水平対向エンジンで、2Lだということなので廉価版を考えるならインプレッサ搭載のSOHCの140ps/19.0kg・mという別に普通のエンジン。前のセリカの普通のモデルと同じスペックだわな。SOHCだけど。
でも、86をコンセプトとしているなら、DOHCと行きたいところ。
それなら、前の型のレガシィに搭載されていた190ps/20.0kg・m(だっけ?)というスポーツエンジンがある。
今のスバルのラインナップには無い。
フォレスターが148psのDOHCを積んでるけど、まあフォレスター仕様になってるので、コンピューター変えればなんとでもなるでしょう。

あと、妄想パワー爆発ですが、ボンネットの高さを考えれば、スバルお得意のターボ仕様もありえるかも。
そうなれば、ガツンと250psと308psもありうるが、ライトウェイトFRの定義からは外れるので、個人的には反対です。
燃費の問題もあるし。
エンジンは安くていいから、サスペンション辺りにお金を掛けて造った方が楽しい車になるんじゃないでしょうかね。

また、元々86は、ヤマハの4A-Gっていう当時としては最高に高回転まで廻る神様エンジンを積んでた車なので、FT-86もそれと評価を争わなければいけないのは辛いところ。
一番辛い課題をトヨタが逃げて、スバルに振った感じ?それは考えすぎか?

たとえば、「トヨタ販売版はヤマハがチューン。スバル販売版はSTIがチューン。」ってなれば色も出て面白いけどねー。
コスト的に無理?出来そうだよね。


<4.総評>
散々、悪口?を書いているが、本当にこれが出てきただけでも、もの凄くトヨタの若社長を評価している。
86再来と散々騒いでガッカリだった、アルテッツァなんかより1000倍は良い。(アルテッツァ自体が悪いという訳ではない)

随分と長い間、トヨタは「大人の事情」で車を造り続けてしまった。
そしてそれが、トヨタになってしまった。
こんなに車に恵まれているはずの国なのに、若い連中が車から離れているのは、最大メーカーであるトヨタの責任は多いにある。
経営重視で戦ってきたが故に、多くの国民を潤したが、車の魅力は散々削がれていったし、魅力のない業界に人材も集まらなくなってしまった。
まず潰れないであろう世界的企業なのに、景気が悪くなっただけで就職希望者がガッツリ減ったのはトヨタとしてもショックだったと思う。

スバルと共同開発をしている車だし、年次改良が成される熟成モデルのベースとなることを祈っております。
その為にも、まず販売に漕ぎ着けてください。

posted by ナカタ編集長 at 12:36| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | くるま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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